例えば、寝ていて隣に奥さんが寝ているな〜〜、と脳が認識している。この人にとっては、隣に奥さんが存在している。けど、目を開けて、見てみたら奥さんはそこにはいなくて台所に居たとする。つまり、視覚で認識したから、奥さんは隣にいなかったことを観測する。つまり、観測しなかったら、隣に奥さんがいるいない、と言う存在情報は永遠に分からない。つまり、マクロな世界においても、観測するまではそこに有るか無いかは確率でしかわからないということになる。

人間の眼球の認識出来る波長が、遠赤外線だったとすると、人間を一個の固体としてみるのではなく、空間と固体の境が曖昧な物理世界を見ることになる。エアコンの暖かい空気、熱エネルギーの流れを観測することも出来る。遠赤外線メガネで見た世界で生きるのも結構楽しそう(笑