過去も現在も未来も、今、同時に存在すると言う論理。アインシュタイン以降は、 時間と空間は連続的な存在であって、 本質的には同じもの。日本にいながら同時に距離の離れた別の空間にロンドンが有るのだから、今同時に、未来や過去と言う別な時間も同時に存在する、と言う事になりますね。同時と言うのがみそなのか?

苫米地英人さん関連のフォレスト出版メールマガジンで、

過去も現在も未来も、今、同時に存在する、

と言う、とても分かりやすい話だったので、
転載します。




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■ ここから動画書き起こし

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〜苫米地博士より〜


時間、英語で言うとタイムね。

タイムというのは、現代の分析哲学でも
ずっとホットな話題なのね。

大きく分けると2つの流派があって、
1つはテンポラルっていうけど、
前後関係っていう考え方の人たちね。

だから、テンス派っていう人。

たとえば、過去があって、
過去完了があって、みたいな感じね。

たとえば、ハンバーガーを
eatだったとき、

ハンバーガーをateと言えば、
過去に食べたのであって、

eatなら今でしょ、
みたいなことね。

ということは、
単語の中に時制がある。

時制があるってことは、
前後関係に我々は興味があるわけだ。

だから、時間というのは、
前後関係を表すものである
というのが一つの考え方ね。

実際に、我々が時間的生活をしているときに、
何時何分何秒ってあんまり
重要じゃなかったりするわけね。

明日の何時、とかいうのは、
約束事のときはするかもしれないけど、
実際は、

「この特許を俺は申請したんだけど、
あっちの人に特許とられてた」

っていうときに、
俺が申請したときより、
あっちの方が早いっていうことが問題であって、

それが3日前なのか、
10日前なのか、
それどころか1万年前でも、
どうでもいいわけでしょ。

ということは我々が時間って言ってるのは、
秒単位みたいな感覚だけど、

息を止めたら1分、2分は長いかもしれないけど、
どっちの特許が先なんていうのは、
日単位どころか年単位でもいいわけでしょ。

ということは、我々が多くの状況で
時間を問題にするというのは、
ほとんどは前後関係が重要なのであって。

実際に、訴訟なんかもそうでしょ。

民事とか刑事なんかの訴訟でもさ、
「あいつが人を殺したこととの
前後関係で、殺人者になったり、
正当防衛になったりするわけで」

それが絶対時間が何時何分何秒じゃなくて、
どっちが前かという前後関係が重要でしょ。

ということは、我々生命体にとって、
重要なのは、私たちの体感として
どっちが先ですか。

それをちゃんと言語で残していかなきゃならない、
それが言語の発生だけど。

我々の生活の中で
コミュニケーションができなきゃいけないってことから、
テンスという言葉の用法が出てきて、
それが我々にとっての時間ですよ、
っていうのが、テンポラル派。

それは結構有力なのね。

それを分析哲学では命題で書くわけだから、
式に何時何分なんて書いてないわけだから、
前後関係のことなわけね。

それは哲学の中では
ずっと主流できてるわけ。


もう1つの流派は簡単に言うと、
座標派ね。

座標派っていうのは、単純に言うと、
物理空間であったら三次元座標ね。

だから、何時何分何秒っていうのは、
時間軸上の座標でしょ。

それはアインシュタイン以降、
時間と空間は同じものだって
わかったわけだ。

時間と空間が同じものだっていうことを

「エッ!?」

って言う人は、
ゴメン、そこの説明をする時間はないです。

だから、アインシュタインと対話してください。

アインシュタイン以降は、
時間と空間は連続的な存在であって、
本質的には同じものだっていうことが
わかったわけね。

時間と空間が同じものっていうことは、
空間で起きていることは、
時間で起きなきゃいけないわけでしょ。

そうすると、空間に座標があるんだったら、
時間に座標はなきゃいけないじゃない。

でしょ?
当たり前じゃん。

時間の座標というのは、
時計でいう何時何分何秒ね。

その座標がありますよ。

もちろん、空間もそうだけど、
どこかを便宜的に原点とするわけだから。

だから、キリストが生まれたときを原点にして、
西暦何年っていうのは、
そういうふうに作り上げられた暦として
我々は生きている。

そういうのを時間という。

それを正確にやるんだったら、
それを原子クォークレベルまで
正確にしていくことができますよ。

それは科学の進歩だけど。

それが座標派でしょ。

こっちの座標派の方の面白いところは、
空間で起きることよ。

俺がJALに乗って、
飛んでったとする。

俺は東京にいるときに、
ニューヨークへ向かって行ったとき、
ニューヨークはあるんですか?
っていうと、普通あるでしょ。

ないっていう人は少なくない?

なかったら
「ニューヨーク行きのエアライン、
何じゃー???」
と思うでしょ。

ということは、東京から乗った俺は
ニューヨークにまだ着いていないのに、
ニューヨークあるじゃん。

ということは、俺がニューヨークに着いたから
ニューヨークが現れるわけじゃなくて、
最初からあるんですよ。

というのは当たり前の話だけど、
空間の論理でしょ。


じゃあ、時空連続体だったら、
俺が未来に行くのに、
未来は先になきゃいけないじゃん。

俺が未来に行ったから、
未来が生まれましたっておかしくない?


もちろん、これはテンポラル派でも
そうなのね。

前後関係って、ないものとは
前後関係をつけられないじゃん。

「前後関係は過去にしかつけられません」
そんなことは哲学者は許さないのね。

過去に過去についてやれることは、
未来についてやれなきゃいけないわけだから。

だって、実際は英語で
フューチャーテンスってあるわけだから。

未来について言えるってことは、
「未来はあるでしょ!」
とも言えるわけね。


だから、テンポラル派の論理でも、
未来は存在しなきゃいけないことになるし。

ましてや、時空連続体である
アインシュタイン派であるのであれば、

俺がニューヨークへ飛行機に
先に乗ったときに、ニューヨークはあるのは
当たり前で。

ということは、俺が未来に行く電車に乗ったときね。

俺がこの部屋で1時間パイプを吸っていると、
勝手に未来へ行けちゃうわけ。

でしょ。

パイプ電車じゃん。1時間の。

そのとき未来が生まれるって、
そりゃおかしいじゃん。

先に未来があって、
俺がそれに到達した。

そうしないと、時空は連続であると
言えないわけだ。

それがまさに、
時間というディスカッションの中で、
今起きているディスカッションで。



▼ここまでで半分くらいです
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「エッ!?それとこの話と
どう関係があるんですか?」

っていうと、
それは俺が講演会(セミナー)のときに
説明すると思うけど。

あんまり難しいこと説明してもいけないから、
サラッとかもしれないけど。

哲学の両方の流れ、
そして、物理学。

アインシュタイン以降の現代物理学まで含めて、
どう考えても、ロジカルに考えて、
時間は未来から過去に流れていないと、
ありとあらゆる矛盾を引き起こすのね。

だから、時間は未来に
先に存在している。

そうしないと、
ニューヨークのように、
俺がニューヨークに着いたら、
その瞬間にニューヨークが
生まれることになってしまうから。

だから、
「未来はある!」

そして、「時間の流れは未来から
過去に向かって流れているんですよ」
っていうのが、

現代の物理学であったり、
最先端の分析哲学の論理的帰結ね。


それは我々の日常体感と
まったく変わらないわけ。

この話をみなさんがビデオで見てる。
これを1時間後に思い出してください。

アラームでもかけて。

そうすると、
今言ったこの話が
過去になってますよ。

そうでしょ。

現在は時間が流れて、
過去になるのね。

ということは、
未来は時間が流れて
現在になるわけだ。

我々がやることは、
待ってるだけ。

そしたら、
「ある未来がここにやってきますよ」
ってことね。

ということは、
待ってるだけでいいんだって。

それが、
時間は未来から過去に流れる。


これの論理は何かっていうと、
コーチングなんかでは、
カウンセリングもそうだけど、
過去について語る奴はバカってことね。

だって、過去は自分から
どんどんどんどん離れていくだけですよ。


でしょ。


「でも、過去のトラウマ・・・」

ほっといたらどんどん離れていくんだから、
トラウマって言うな!
でしょ。

「歴史を学べば未来がわかる」
と言っているやつはバカってことだぜ。

そのときは二度とやってこないよ。

「そのときのバカなやつの思考はこうだから、
今のバカなやつはどういう思考をするだろう」

こういうノウハウ的な知識だったら、
まだ意味はわかるけど。

そうじゃなく、
「過去を学ぶことで未来がわかる」
っていう論理は、もうちょっと
すごいことを言ってない?

それはありえません。


現在は時間が経てばたつほど、
どんどん過去になって、
現在から離れていくだけであって。

我々にとって、
臨床であっても、
コーチングであっても、

意味があるのは
これから待っているとやってくる
未来だけなのね。


あとはいつも俺が言ってる
「青いボール・赤いボール」の話ね。

自分が川の中州があったら、
そこの真ん中にいる。

そうすると、未来から
赤いボールがプカプカプカプカ
流れてきた。

そのボールをみなさんが拾ったとする。

そのあと、青いボールがプカプカ
流れてきたとする。

そうすると、バカな人は、
「俺がさっき赤いボールを拾ったおかげで、
青いボールが来たぜ」って思うのね。

どんだけバカじゃんか、でしょ。

そこで拾ったかどうかって関係ないでしょ。

川上にいる人が見ていたら、
「あー、あいつが拾ったから投げる」

そういう因果関係の話じゃないよ。

その人が見てるか見てないかとは関係なく、
未来の人が見てたって同じじゃない。
その人が投げたかでしょ。

川上にいる人が青いボールを投げたから
青いボールを投げたのね。

あなたが赤いボールを拾ったから、
青いボールが来たわけじゃないのね。

それがなぜか、
赤いボールを拾ったことによって
青いボールが来たと感じる。

それを時間で言うと、
「私はあの大学に行ったから、
未来はこうなる」
とか、

「今こういうことをやっちゃったから、
未来はこうなる」

何の関係もありません。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


未来は、未来側の因果で
物が流れてくる。

だから、青いボールは、
未来の人が青いボールを投げたから、
青いボールが来た。

待ってれば青いボールが来る。

今、赤いボールを拾ったから、
青いボールが流れてくるわけじゃない。


それがどうもみなさんは、
多くの人は、
時間を逆に考えてるから、

「今日これをやったので、
明日こうなるかもしれない」

「しまった、こんなことをしちゃったから、
明日こうなる」

何の関係もない。
^^^^^^^^^^^^^^^


今日やったことと
明日やったことは
因果関係0


ってことをわかってほしいのね。


じゃあ、何が因果関係かっていうと、
未来にどうやって青いボールを投げさせるか?
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

未来に何を起こすか?
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

「そんなことできるんですか?」


当たり前じゃん。
時空連続体だもん。
できるに決まってるじゃん。


どうやってやるかを教えるのがこのセミナーです。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

だから、待ってると起きてほしいことが
勝手に起きる!

欲しいものがやって来る!
青いボールがやって来る!
ダイヤのボールがやって来る!




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以下のメールマガジンから転載しました。

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■■      苫 米 地 英 人  最 新 情 報!
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         ★ 苫 米 地 ニ ュ ー ス ★

          〜無料解説動画を書き起こし〜

                           2013.12.15
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こんばんは。
フォレスト出版の中原です。


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この動画だけでも価値ある知識を得られる
ように苫米地博士に語っていただきました。


約11分間の動画ですので、
ぜひ見ていただきたいです。


しかし、どうしてもお時間がない
という方のために、
本日は苫米地ニュースでその中身の全てを
文章にしてお伝えしたいと思います。


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