え、ちょっと待って。人生が確率分布で決まっていて、これをしたら、今度はこっち。つぎは、こうして、つぎは、あっち。あれれ、私は死んでしまいました。振り返ってみたら、最初の確率分布で決められた様な、干渉縞を起こす様な人生を送っていました。これは、関係性、縁起のなせる技です。って考えると、あなたの存在は、私をこうさせ、私の存在は、あなたをこうさせ、まるで、二重スリットの電子達の様に、発射され生まれる前から、まるで相談したかの様に、あのとき現れ、このとき現れていたのですね。確率分布で示した人生を生きる為に。干渉縞

円は点により定義され、点は円により定義される。つまり、存在そのものは、それ自体では定義できない。関係から定義される。存在とは？東洋思想「関係が存在を生み出す」西欧思想「存在が関係を生み出す」。二重スリット。電子一個ずつ、時間をおいて発射。確率分布は決まっている。つまり、お互いに電子は関係性（縁起）を持って生まれ行動する。１の電子があの点に観測されたので、２の電子はこっちの点。なら、３の電子は、あっち、なら、４の電子は、こっち。と、別々な時間に発射された電子なのに、お互いに連絡し合って全体として決めていた通

縁起は、「関係が存在を生み出す」と見る概念であり、「存在が関係を生み出す」という西洋的な見方とは逆です。釈迦は、縁起の思想によって、ユダヤ教、キリスト教、バラモン教等の前提であった「存在があって関係が生まれる」という概念をひっくり返し…

もの凄い世界です。なぜ、脳は神を創ったのか? (フォレスト2545新書)のp.115に書いてました。びっくりでした！