苫米地英人さんの「実体」、「実在」、「存在」の言葉の違いは!!??

わたしは良く苫米地英人さんの本をよく読ませて頂いておりますが、

哲学などを学んできた方々にとっては、

当たり前の言葉なのかもしれませんが、

私は、この、3つの言葉の違い、

実在、存在、実体

の違いがわからなかったのでありますが、

少し、分かってきたような気がします。

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よく苫米地さんは、

この世界は空であり、実体がない、

と、よく述べられているのですが、

実体がない、とはどういう意味かは、

先ほどのブログ

仏教における実体の定義は、常に移り変わらず(無常でない)、外部世界に依存、関わらなくても、単独で存在できる(無我でない)もの、事を、「実体がある」と定義している模様です。 - とある博士のおりゃっ!日記

に書きましたように、

実体がない=空である、無常で無我の世界である

我々の住んでいる宇宙は、空である、つまり、無常無我の世界である

事のようです。

あと、よく、苫米地さんは、

「実在と存在」

と言う言葉を、よく使用されますが、

実在は物理空間に存在していること、

存在は情報空間に存在していること、

と言う意味で定義して、使用されている様です。

水は実在できるけど、幽霊は存在できるが、実在ではない

とのお言葉。

心の中の世界では、つまり、情報空間という心の中の世界では、

幽霊は存在できるけど、実際に、見ている人はたくさんいるので、

本気で私は見ました!!と思っている人にとっては、

本気で存在している

のであって、存在していてもいいのだけれど、

けど、それは情報空間にだけ存在できるものであって、

物理空間に幽霊が存在しているわけではない、

という事も、お話しされていて、

ふむふむ、

「実在、存在、実体」

と、なんだか、やっと、言葉の意味が、定義が、

わかってきた感じで、

我々が住んでいる宇宙について、

ちょっと、わかってきたかなという感じです。

なんだか、少し理解できた感覚って、

楽しいものです。

「分かった!」「できた!」

この瞬間を、学生の皆さんにも、たくさん経験してほしいと思いながら、

日々、お仕事をしておりますが、

まだまだ、ダメダメで、

日々、精進、精を出して進んでいく必要があるのであります。

おわり。