今朝の写経は「不生不滅、、、、、」つまり、「一般的な価値観、つまり、汚いから嫌い、綺麗だから好きとか、世間の感覚に惑わされす、汚い、綺麗などの感覚にこだわらず、一喜一憂しない。つまり、とにかく、心が乱れる様な事から離れ、穏やかな心の状態になる様に生きなさい」みたいな感じか?
今朝の写経は、
枡野俊明監修、岡田崇花著の
の10日目。
不生不滅 不垢不浄 不増不減
でした。ここで、「不」をどう解釈するかなんだけど、
不=こだわらない、とらわれない、超えていく
と解釈するらしい。
すると、例えば、
「何かを言われて、嫌な気持ちになっても、
その気持ちをわざわざ、持ち続け、気にかけ、いつも思い出し、
苦しい気持ちを持ち続けるのではなく、
すぐに手放して、気にしないで、とらわれないで、
心穏やかな状態に、心をコントロールしなさい」
みたいな感じいらしい。
すると、
「子猫が生まれて嬉しい、とか、子猫が亡くなってしまって苦しい、
とか、一般的な感じ方、価値観、を超えて、とらわれないで、
生死に一喜一憂するな。
これは汚くて嫌いだ、とか、これは美しくて素敵だ、
と言う、一般的な感じ方、価値観、を超えて、とらわれないで、
汚い、美しい、と言う感情に一喜一憂するな。
人から批判されたとしても、褒められたとしても、
あなた自身が変わるわけではないのだから、
つまり、あなたが増えたり、減ったりする訳では無いのだから、
一般的な感じ方、価値観、を超えて、とらわれないで、
増えて嬉しい、減って苦しい、と言う感情に一喜一憂するな。」
と言う事らしい。
そして、
全ての出来事は、宇宙は、空=無常無我、なのだから、
どんな事があっても、心が乱れないように、
心が乱れることに、わざわざ、執着、こだわらずに、
その考え、受け入れ方を、超えて、一喜一憂せずに、
生きていきなさい、
と言うことか。
まあ、
目の前の物質は、原子が集まって、
原子同士がバネで引っ張ったり、離れたりして(格子振動と言います)
お互いに相互作用していて、
離れようと思っても、
バネで、つまり、縁で、つまり、ご縁で、
つながっているのだから、
そして、常に、他の原子は、他の人々は、
変化し続けているのだから
(固体物理では、零点振動とか零点エネルギー、つまり、常に振動している事を意味)
それらから、相互作用を受けて、
バネで、引っ張られたり、離れようとされたり、
するもの、つまり、無常な世界がこの世界なのだから、
これも何かのご縁で起きている訳だから、
開き直って、全ての出来事は縁によって起きるのだから、
こだわらず、とらわれず、心乱れる事が起きても、
ご縁で起きている事だから、
こだわらず、この心の乱れが起きないように、
心をコントロールして、制御して、
つまり、この気持ちにこだわらなくなる様に、超えて、
成長して、生きていきなさい、
と言う、意味のような気がする。
つまり!!
仏教の、お釈迦さまの一貫したメッセージは、
「何が起きても、心が乱されても、心が平和な気持ちでいられる様に、
修行し、超えて、成長していきなさい」
と言っているように、見えるな〜〜〜。
すいません、個人的な感想ですので、あしからずです。
まる。